デイトレ株の株価は、大口の投資家の動向次第

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デイトレで問題なのが、買い付けた株をいつ売るかと言うことだ。

 

デイトレ向きの株・銘柄というのは、時価総額が小さな企業の株だから、大口の投資家が売りを出したら、すぐに株価が大きく下がってしまう。

 

そのため、大口さんが売り始めたら、我々も売りの準備をしないといけない。

 

大口の投資家さんの売りを、すぐさま買いあげるようなエネルギーがあれば、まだまだ株価は上がるわけだが、大口が利益確定したのがわかると、買いの力は弱まり、売りの方が多くなってくる。

 

そもそも株価が急上昇しているのは、大口の投資家が何人か何十人かが買い付けているからで、そういう大口投資家が株を売り始めたら、そろそろやばいなと言う感じが漂ってくるわけだ。

 

歩み値の例

こういうのは市況情報(板情報・気配値)の「歩み値(あゆみね)」というのを見ているとわかる。

 

歩み値というのは約定の様子を示すデータで、たとえば「500株 120円」「1,200株 121円」などと、売買が成立した情報が細かく流れてくる。

 

楽天証券のマーケットスピードでは、「気配値(板)に、「歩み値」というボタンがついているので、それを押せば、売買の状況が逐一流れてくるようになっている。

 

そこでたまに流れてくる、桁違いの売買が、大口投資家の売買だと考えれば良い。

 

売るタイミングはいつ?
株価急落の5分足チャート

大口投資家が売り出すタイミング

デイトレで難しいのは、利益確定のタイミングだ。

 

デイトレで売買される株・銘柄というのは、一日に10%以上も株価が動く、非常に値動きが難しい株・銘柄だから、どこで利益を確定するか、損切りするかが非常に難しい。

 

ずっと値上がりし続けてくれるのなら有り難いが、突然株価が下がりだし、ドーンと暴落したりするから、それに巻き込まれてしまうと、一瞬で大きな含み損が発生しかねない。

 

なので、いつ頃下落が始まるのかを注意深く観察して、利益確定のタイミングを考えないと、いけない。

 

この前兆として見えるのが、歩み値でわかる大口投資家の動向だ。

 

デイトレで稼いでいる大口さんは、何百万円・何千万円単位で株を動かしているので、彼らの動向が買いか売りかで、ある程度株価の行方が予想できるはず。

 

歩み値に、たまに表れる大口の売買が、買いなのか売りなのかで、その株がまだ大丈夫か、それとも危ないかがおぼろげながら見える。

 

つまり上昇局面で、まだ大口の投資家が買い付けている間は株価の下落はないなと言う感じがする。

 

逆に大口さんたちが株を売り始めると、株価は今日はもう、これ以上、上がらないみたいだなと言う雰囲気になり、大口さんがさらに売ってくると、大幅下落が始まるという感じだ。

 

じゃあ、大口さんが売り出すタイミングは、一体いつなんだろう?

株価の上昇が止まったら、売りがどーんの5分足チャート例
株価の上昇が止まったら、売りがどーんのチャート


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