集中すればするほど、頭はボケる

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デイトレをしていると、頭はボケる。

 

デイトレをする場合は、板情報や5分足チャートだけでなく、歩み値を見たり、銘柄別の掲示板をみたりと忙しい。

 

頭の中も、「この銘柄は騰がるのか?」「買いと売りのバランスは?」「買い上がっている大口が居るか?」「売りたいヤツはどれくらいいそうか?」などと、様々なことを考えている。

 

ところパソコンのモニターと、テレビ画面のストックボイスしか見ていないため、身体をほとんど動かさない。

 

椅子に座ったまま、モニター画面のマーケットスピードと、テレビ画面を見ているだけだ。

 

パソコンのモニターも、テレビ画面も、奥行きがない2次元だから、目の焦点もあまり動かさない。

 

こういう場合、脳の一部分に血液が集中してしまい、それが常態化するため、脳がボケる。

 

脳というのは、新しいモノでないと刺激を受けないため、いつも同じような行動を繰り返していると、どうしてもボケるのだ。

 

ボケるとどうなるかというと、前頭葉の働きが衰えて、判断力が落ちる。

 

前頭葉が上手く働かないと、理性が無くなり、欲望を抑える力も弱くなって、感情で行動しがちになる。

 

こういう状態でトレードして、損しないわけがないかも。

 

 

 

 

 

 


毎日デイトレでパソコンの前にかじりついていると、前頭葉の働きが鈍くなり、感情が抑えられなくなる。

 

そのため、どうしても無理筋の銘柄を買って、逆に損してしまう。

 

儲かった後も、頭が興奮状態にあるため、注意力が散漫になって、ダメ株を掴んでしまう。

 

失敗しても、小さな損切りで済ませれば良いのだが、「失敗した」という感情に支配され、「取りかえさねば」と思って、もっと見込みのない銘柄にエントリーしてしまう。

 

ノーベル経済学賞を受賞した「プロスペクト理論」では、人間が失敗を嫌ってギャンブルに出やすいことが示された。

 

たとえば、1万円を黙って受け取るか、それともサイコロを振って偶数が出たら2万円、奇数が出たら0円というギャンブルの二択があった場合、多くの人が黙って1万円を受け取る方を選ぶ。

 

一方、1万円を支払わねばならない場合、サイコロを振って偶数が出たら支払いゼロ円、奇数が出たら2万円の支払うというギャンブルもできるとしたら、どういうわけか多くの人がサイコロを振ろうとする。

 

これは多くの人が、損をとにかく回避したいと思って行動するということらしい。

 

前者では、「1円も受け取れない」ということを「損」と捉えて回避しており、後者では「損するなら1万も2万も同じ」で、損を取り返すチャンスがあれば賭けようと行動するらしい。

 

なので理性があれば、後者で1万円の損を受け入れた方が良いという判断も出来るが、頭がボケて判断力を失っている状態では、バクチを打って損を拡大してしまうのだ。

 

この辺は、心理学の知識を持って、理性で制御しないといけないところだね。

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