5連敗以上するときは、チャンスが殆ど無い
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デイトレをやっていると、楽に勝てる週と、全く勝てない週があったりする。
楽に勝てる週は、何を買っても上がるし、チャンス株を買い逃しても、なぜか押し目を掴めたりする。
5連勝以上する場合もあるし、勝ったり負けたりしてるが、週のトータルは大きくプラスだったりする。
一方、ダメな週はダメ。
どうやっても、こうやっても、ダメな週は毎日負けて、5連敗以上してしまう。
メジャーリーグ野球みたいに、10連敗以上することもある。
なので月の半ばにしっかりプラスになっていたのに、月末になるとそれが「どこへ行ったんや」となったあげく、マイナスになって居たりする。
コレって一体どういうことだ。
トレードしていると、疲れが溜まっていく
5連敗や10連敗するようなことは、年に十回前後はある。
その原因は様々だが、たいていは「疲れ」だ。
毎日トレードをしていると、どうしても疲れる。
これは勝っていても負けていても同じで、5連勝しようが10連勝しようが、疲れは溜まっていく。
そして疲れが溜まると、判断力が落ちてしくじってしまう。
勝負しなくて良い局面なのに勝負して損をする。
地合いが悪くてチャンスがない日でも、勝負して損をする。
そして連敗でノイローゼ気味になって、さらに負けを増やしたりする。
プロのトレーダーでも、こういうことはよくあるらしい。
そのためプロのトレーダーは、定期的に強制的に休養を取らせられるらしい。
疲れていると冷静な判断ができなくなるし、泥沼化するとドデカい損失を出しかねない。
それを防ぐために、毎週毎週、上司が部下のトレード成績をチェックし、何週間に一度のペースで休養を取らせるのだ。
しかし疲れがなくても負けるときは負ける。
手も足も出ない…というような週もある。
右肩上がりの銘柄と、上がっているが不安定な銘柄
5連勝したり、大きく勝ち越す週は、買いが入る銘柄を3つ4つ掴んでいたりする。
ところが勝てない週は、そう言う銘柄が1個か2個しかなく、しかもエントリータイミングを間違うと、ピークでジャンピングキャッチになって損を出したりする。
調子の良い週は、右肩上がりにジワジワ上がる銘柄がいくつもあるが、何をやってもダメな週は、そう言う分かりやすい銘柄が少ない。
ダメな週は、上がっている銘柄も、大きな売りが出て押しさげられたりして、値動きが不安定だ。
だから右肩上がりを期待して持ち続けていると、ドーンと大きな売りが続いて大損したりする。
そうしてまた別の銘柄を買ってみるのだが、やっぱり同じように押しさげられて、損を重ねる結果になる。
守備範囲にチャンスが殆ど来ない時もある
日経平均の暴落が続いている日でも、値上がり率ランキングを見ると、上がっている銘柄はある。
そして右肩上がりに上がっていて、買えば儲かる銘柄も確かにある。
ところが、自分の投資資金では手が出なかったり、閑散銘柄で買い板が薄くて、値動きが激しすぎて、手を出せない銘柄もある。
アップダウンが激しすぎる銘柄は、判断を間違うと大損したり、儲けを逃したりする。
なので株価が上がって居ても、こういう銘柄に手を出すと失敗する。
逆に日経平均は上がっているのに、自分の監視リストの銘柄はマイナスばかりだったり、右肩下がりだったりする日もある。
たとえば200円から300円くらいの銘柄を中心に売買しているのに、値上がり率ランキングには、このゾーンの銘柄が全然入ってこないようなことも、よくある。
日経平均が上がっているときは、プレミアム銘柄に資金が流れる。
高価なプレミアム銘柄を買うために、低位株が多いスタンダード銘柄やグロース銘柄が売られて下がったり。
これがしばらく続いたりする。
逆に日経平均が下がっている地合いでは、グロース銘柄に資金が流れてきたりもする。
しかしそう言う資金は、プレミアム市場が元気になると、スタンダード市場やグロース市場から去って行く。
なので、ホントに一時的な「ぬか喜び」でしか無かったりする。。
そういうわけで、自分のいつもの守備範囲に捕れるボールが飛んでこずに、損を重ねるわけだ。
こういう週は何をやってもダメで、チャンスがありそうな銘柄がなかったり、たった1個だけしか「当たり」が無かったりする。
当たりが少ないので、たまたまそれを掴めた日だけしかプラスにならないため、こういう週のトータルはやっぱり大負けになってしまう。
こういう週は、ほんとにもう、失点を減らすしかないのだが、そういう地合いに気付くのは週の中頃で、すでに大きく負け越しているため、時既に遅し、という感じになるね。