前場にストップ高になる株のパターン

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デイトレをやっていると、ストップ高になりそうな株にはいくつか特徴があることがわかる。

 

言ってみれば「ストップ高になる株の見つけ方」と言うことになるわけだが、それは5分足チャートに表れる。

 

まず、前日の大引け前に大きなニュースがあって、寄りつきからまもなくストップ高になるパターン。

 

これはもう、9時半くらいには勝負が決していて、あっと言う間にストップ高まで急上昇して張り付く。

 

ストップ高になる株の5分足チャートの例1
ストップ高になる株の5分足チャートの例1このストップ高銘柄のケースは、前日の大引け後に、アジア方面で事業を手広くやっている企業との業務提携を発表。

 

前日までは閑散銘柄だったが、アジアの新興国市場に販路が広がることで、売り上げが確実に急拡大することが予想できたため、連日のストップ高はりつき状態になった。

 

最初のストップ高の翌日は、特買いでスタートしているが、早めに利益確定したい人が多かったらしく、値幅制限の3分の1くらいで初値がついている。

 

こういうのは、ストップ高をつかむチャンスの一つのパターン。

 

寄り付き前の気配値や、フル板の「#マーク」で、寄りつく株価を予想して買い注文を出すと、たいてい買える。

 


後場にストップ高になる株の5分足チャート

ストップ高になる株というのは、5分足チャートにいくつかパターンがある。

 

最初のストップ高の翌日も、ストップ高になるケースが結構ある。

 

3日連続でストップ高になるようなことも多いし、逆にストップ高の翌日に株価が値上がりして終わるのは60%ちょっとしかないいうデータもある。

 

なので最初のストップ高の翌日にどうなるかは難しいが、たいていの場合はギャップアップしてしばらく上がることが多い。

 

寄り付き前の気配値や、フル板サービスの「#マーク」が、値幅制限の半分前後でついていたら、買い付けてもおそらくは大きな損にはならない。

 

ただし3日目(2日連続ストップ高の翌日)だったら、そろそろ利益確定の売りが増えてくるので、怖い。

 

というのも寄りつきで買い付けると寄り天になって、損切りができずにズルズルとマイナスばかり増えるケースが多い。

 

次は、投資新聞などの記事がでて、ジワジワと上昇するパターン。

 

ストップ高になる株の5分足チャートの例2
この銘柄は、株式関連の記事で、有望な新興株だと紹介され、前場からジワジワと値を上げてストップ高になった。

 

新聞で有望なニュースが出た企業の株は、本当に有望なのか?ということで、検証作業の後に買い付けに入る場合も多く、いきなりストップ高にはなりにくい。

 

ジワジワ上がって、値上がり率ランキングに載るようになって、そこからデイトレーダー達が集まってさらに買いが入る。

 

デイトレーダーは値上がりしている株に飛びついているだけなのだが、なぜ値上がりしているか材料がハッキリし出すと、次は短期売買トレーダー、スイングトレーダーも集まってくる。

 

最後は翌日の値上がりにかけて高値で高で買う人が集まり、後場にストップ高に到達するというパターンだ。

 


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