デイトレには、デイトレのためのツールが必要!
更新日:
デイトレで難しいのは、利確・損切りポイントの決定だ。
エントリーが上手く行っても、利確や損切りが上手く行かないと、せっかくの利益をみすみす逃したり、大きなダメージを喰らったりする。
デイトレだから、損切りと言っても大した金額にはならないのだが、それが3回4回と続くと、馬鹿にならない金額になる。
なので、たとえ1円でも良いからプラスのうちにフィニッシュするのが、デイトレの鉄則だ。
ところが利確や損切りの決断は、どうしても遅れがちなんだよね。
そこでなんとか5分足チャートと歩み値から、利確ポイントをみつけることになる。
ところが証券会社のトレードツールの移動平均線は、使いにくいんだよね。
楽天証券のマーケットスピードでは、移動平均線の規定値は「5本線・25本線・75本線」という組み合わせになっている。
でもこれはデイトレでは殆ど役に立たない。
5本線は過去25分の平均で、ちょっと動きが鈍いし、25本線は過去2時間の平均で、ちょっと長すぎる。
75本線に至っては、ロウソク足と全く接触しないような場合も多いし。
そこで環境設定の「プロパティ」で設定を変えて、デイトレに使いやすそうな設定を試してみた。
数学に「フィボナッチ数列」というのがあるのだが、そこから数値を選んで、一番しっくりいったのが、「3本線・8本線・21本線」という組み合わせだ。
フィボナッチ数列
0 1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 …
デイトレ用移動平均線の設定の実際
5分足チャートの移動平均線の例その1(3本・8本・21本)
なんとなく、21本線(白)が、ちょうどいい感じだと思うが、どうかな?
5分足チャートの移動平均線の例その2(3本・8本・21本)
下落トレンドの場合。
13時過ぎに陽線が出たところでエントリーすると、10円くらい取れてる感じのチャート。
実際はこの5分足チャートだけでなく、歩み値で大口さんの買い上がりがあるかどうかを確認して、エントリーするかどうかを決めるべきだが。