金曜日は、早じまいすべき
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金曜日の後場に、ギャンブルをするのも、デイトレの悪手だ。
金曜日の後場は、手じまい売りが出やすいので、他の曜日と違う動きになりやすい。
なので金曜日の午後2時半を過ぎてダメなら、もう諦めて手仕舞った方が無難だ。
翌週のために、金曜日の後場の安いところで買うという人もいるだろう。
しかし土日の休日を挟んだ月曜日が、どんな地合いの相場になっているかは、月曜になってみないと分からない。
どこかで紛争が始まってるかも知れないし、どこかで天変地異が起こっているかも知れない。
トランプ大統領が、困ったツイートをする可能性も多い。
そういう予測不能なことで損害を被らないように、木曜や金曜はポジションを整理して手仕舞うわけだ。
金曜日は、前場で失敗したら、後場ではまず取り返せない
デイトレは、株を翌日に持ち越さずに、大引けで手仕舞うのが一つのルールだ。
もちろんこれは誰が決めたわけでもなく、自分で決めたルールだし、自分で守るべきルールだ。
デイトレの利点は、大引け後のニュースで株価が暴落するリスクを回避できることだ。
保有株やポジションを持たないことで、休日は何の心配もしなくて良い。
また明らかに地合いが悪い日は、前場はお休みにして、後場からリバウンド狙いで勝負しても良い。
ところがデイトレ依存になってしまうと、チャンスがないのに勝負してしまうんだよね。
デイトレは後出しデイトレで、押し目狙いデイトレなら、リスクが少なく勝率が高くなるのに、寄り前から買い注文を出してしまったり、大引けまでずっと売買していたりする。
デイトレで勝つコツ
前場は9時半前まで様子見する、大引けでは早めに撤退する。
金曜日の後場は、ギャンブル的な勝負しない。
そういう風にルールを決めて、デイトレをしていても、思わぬ損失を喰らったりすると、大引けまで粘ってしまう。
その結果何が起こるかというと、さらなる損失、損の上塗りだ。
新興株やマイナーな銘柄は、金曜日の大引けには買いが入らずに、ズルズルと株価が下がることが普通だ。
だから前日より売買が出来ていない銘柄は、早めに撤退しないと、金曜日の大引け前に大幅下落したりする。
それなら翌週に持ち越せば良いと考えるかも知れない。
しかし月曜日の寄りつきもギャップダウンスタートだったりするから、持ち越し損で、ダブルパンチを喰らうのが関の山だ。