デイトレにはデイトレ独特の銘柄選びがある
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デイトレード、いわゆるデイトレは、普通の株取引とはかなり違ったところがある。
というのもその日に上がっている銘柄を売買するので銘柄選びが普通とは全然違う。
だから銘柄にこだわっていると失敗してしまう。
たとえば金の価格が上がっているから、金の売買をしている第一商品や、アメリカに金鉱を持っているジパング(JQ)を狙う。
…というのはスイング・トレード的な銘柄の選び方で、上手くいくかどうかはかなり怪しい。
実際、金価格が上昇して高値を更新している間も、これらの銘柄は上がる日もあったし下がる日もあったから。
長いトレンドで見れば買いかもしれないが、デイトレはその日のうちに売却するのが掟だから、分足チャートで上昇トレンドを描いている銘柄でないと、勝負にならないと思った方がイイ。
で、デイトレに適した銘柄というとどういうものかというと、
- 一日の間に5%以上株価が動く銘柄。
- 取引が活発に行われている銘柄(一日の売買代金が3億円もあれば十分)。
- 株価が10%近く動いている銘柄
狙いの銘柄は値上がり率ランキングで見つける
デイトレに適した銘柄とは、その日に勢いがある銘柄だ。
デイトレではその日のうちに買って、その日のうちに売るので、日中の値動きが大きな銘柄でないと儲けにならない。
狙い目としては、一日の間に5%以上株価が動く銘柄。
10万円の株なら最低でも日中に5千円くらい上がらないと勝負にならない寄りつきで5%くらいギャップアップして、その後もさらに5%位上がる株が理想的。
一日に10%も20%も上がる株があるのか?…と私も最初は思ったが、値上がり率ランキングを見たら、日経平均が100円くらい下がっている日でも、20銘柄前後は10%以上上がっていたりする。
★株価上昇ランキング例(2011年8月17日)この日はお盆明けで売買高は少なめ。
日経平均は結局50円安の9057円で引けだったが、それでも10%以上あがった株は24銘柄もある。
これは大引けでのデータなのだが、場中で上昇したが大引けで10%を割った銘柄もたくさんあるので、実際はもっと沢山の銘柄にチャンスがあった。
こういう風に、1割以上上がる銘柄というのは結構あるので、その中から条件にあった銘柄を捜せば、チャンスは結構ある。
また、値上がり率ランキングには載らないが、一日の間に10%くらいの値幅になるような銘柄も多い。
たとえば前場にマイナス5%まで下押しして、後場に買いが入ってプラス5%以上になれば、値幅は10%になる。
この10%の値幅のウチ、5%くらいとれればデイトレとしては大成功だ。