寄り天になると、売るタイミングを失って利益を減らす。
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デイトレでよくある失敗、悪いクセ。
次は「寄り天になったとき売り損なう」だ。
ストップ高銘柄狙いなどではよくあるが、ストップ翌日に寄り天になって、そこからダラダラ下がってしまう事がよくある。
寄り付きで特買いが10分以上続いて、大幅ギャップアップして始まったと思ったら、そこから大きな売りがズラズラ出て、二度と寄り値を超えない。
こういうとき、買いで向かうと大損するという話は、【株の悪手・図解】ストップ高翌日の高値づかみでも書いたが、前日に買い付けていても、売りタイミングを失って困ってしまう。
場中の売りサインというのは、5分足チャートの山の頂を越えたところに出るが、寄り天になってしまうと、いきなり下り坂だし、売りが収まったら反発するのでは?とついつい様子を見てしまう。
つまり寄り天では、いつ利益確定すべきなのか、売るキッカケがなくて、利益が減るのを眺める羽目になる。
これって意外に多くて、せっかくの高値をフイにするし腹が立つ。
ストップ高翌日に寄り天になって、売り時に困る5分足チャートの例
ストップ高翌日に、寄り値で売るという方法もある
ストップ高銘柄によくある、翌日の寄り天。
寄り天になると、売りサインがわかりにくく、なかなかうまく利益確定ができない。
売り浴びせが終われば反発するだろうとか、ここからまたストップ高方面に向かうかもとか、いろいろ取らぬ狸の皮算用してしまい、利益確定をためらっているウチに、どんどん株価が下がってしまう。
そうして寄り値からかなり値が下がったところでしぶしぶ利益を確定するのだが、あまり儲かった気がしない。
もっと早くに利益を確定しておけば良かったと、そのあとずっと後悔するばかり。
こういう失敗を避ける方法としては、「寄りつきで成り売りしてしまう」という方法もある。
これは、株リッチプロジェクトのセールスサイトで紹介されている方法だ。
これは前日の後場・引け前に、翌日上がりそうな銘柄を買い付けて、翌日の寄りつきで売ってしまうわけだ。
寄りつきで大幅ギャップアップが見込めれば、その時点で売り注文を入れてしまう。
注文は成り売りでも良いし、気配値より下の値段で注文しても良い。
これは後場買い・翌朝売りの、言ってみれば変則的なデイトレだが、ストップ高をつけたモノの、上げ材料が弱い時には、有効な利益確定法になるかも知れない。
ただ、やっぱ寄りつきで売る決断をするのは、難しいんだよねえ、、、