地合いが悪い日は、とにかく買わない。
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地合いが悪いときは、何をやってもダメなことが多い。
地合いが悪いと、悪材料もないような銘柄でも、ズブズブ株価を下げてしまう。
というのも大口投資家が、持ち株や建玉の対処に忙しくなるため、株を買う人が減るのだ。
その結果、普段より買いが微妙に弱くなって、株価が支えられない。
そうして株価が下がれば、また売りたい人が増えてきて、さらに大口がドーンと投げてきたりする。
なので昨日まで堅調だった銘柄でも、平気で5%10%下がってしまう。
分厚い買い板があっても、その分厚い買い注文をぶち抜いて、株価が下がる。
もうどうしようもないね、というくらい株価が下がって、本当にもうどうしようもない。
こういう場合は、とにかくさっさと手仕舞いして、含み損があっても全部投げてしまった方が良い。
デイトレの場合は、しばらくチャンスがないとあきらめて、昼寝でもしておいた方が良い。
株価の反発や切り返しは、期待しているほど起こらないし、戻り売りが出るので、なかなか上がらないし。
とにかく株価が下げ止まって、大口が投げてこないところまで待たないと、株価は切り返さない。
地合いが悪い日は、さっさと全部投げるか、投げたくなければカラ売りヘッジしておくしかない。
とにかくもうその日は、なにも買わない方が無難だ。
株というのは不思議なモノで、もう十分下がっただろうと思って買いに入ると、もう一段二段、下に落とされる。
ホントに不思議なことだが、自分の想定よりまだ落ちるのが、株というモノだ。
リバウンド狙いしようと思って見ているからかも知れないが、予想外に下がるし、予想外に戻らない。
何日も続けて高騰していた銘柄なら、その日のうちには切り返さない。
動意付いて2~3日くらいなら、切り返してくるようなこともある。
ただし狙えるとしたら、後場の13時30分より後で、買いがボチボチ戻ってきた頃だ。
上がる期待がまだまだある銘柄なら、大引けまでに多少の買い戻しがあるのだ。
カラ売りを仕掛けていたヒトも、旬の銘柄の場合は、仕手筋や投資ファンドも絡んでいて、いつ切り返すかわからないから、少し上がりだしたら、慌てて買い埋めしはじめる。
なのでいくら高値でカラ売りを仕掛けていたとしても、当日中に手仕舞うために買い戻す場合も多い。
ただしこういう買い埋めの動きは13時30分過ぎ以降でないと出てこないことが多いので、前場や後場寄りに反発期待で買いを入れると、もう一段二段、下に押しさげられたりする。
二番底、三番底というような言い方もあるが、とにかくもう少し押しさげられることが多い。
これは大口が複数の銘柄を手がけていて、上げたい銘柄にまで手が回らないからと言うことなのかも知れない。
まあとにかく、地合いが悪い日は、大引けの1時間半前くらいまでは、手仕舞いして昼寝でもしていた方が良いね。