マイナスで持ち越した株は、たいていさらに下がる

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デイトレ・株式投資の悪手、悪いクセ。

 

次は「マイナス株の持ち越し」だ。

 

上がると思って買い付けた株が、期待に反して下がってしまった場合、大引け前にその株を損切るか、それとも翌日に持ち越すか。

 

これはデイトレーダーにとって、毎日のように悩む問題かもしれない。

 

私の場合は結局、損切れずに、翌日損切る羽目になることが多い。

 

株価があまり活発に動いておらず、安値でヨコヨコに動いているチャートであれば、そのまま翌日に持ち越しても良い。

 

ただし同じヨコヨコのチャートでも、大引け前にドーンと売りが出て下がることもあるから、油断はできないのだけど、安値圏なら大丈夫。

 

高値圏のヨコヨコは危険で、高値引けになるのかと思っていたら大引け前の2時半過ぎくらいから、ドーンと売りが出るようなパターンもよく目にする。

 

なので、あまり早い段階で、持ち越しを決めるのも危ないが、良い材料があるなら持ち越してもよい。

 

先高期待があるなら、デイトレではなくスイングに切り替えればよい。

 

株価が2倍3倍になる株は、下がり始めるまで放ったらかしで良いしね。

 

一方、見込み違いでマイナスになってしまった株なら、できることなら損切りしておきたい。

 

というのもこのパターンは、十中八九ダメな事が多いからだ。

 

たとえば次の5分足チャートは、前日にストップ高をつけた、とある銘柄の翌日の5分足チャートの例だ。

 

前日ストップ高で、一旦ストップ高まで上昇するも下落パターン
前日に引き続き、一旦ストップ高まで上昇するも、十時半過ぎから売りが出始めて、前引け前にも大陰線が発生。

 

11時を過ぎてからの大陰線は後場に崩れるパターンで、この銘柄も結局、後場の寄りつきから売りが増え始めて、下落トレンドがハッキリしてしまったので、2~3日は株価は戻らないパターンだろう。

 

なのでその日のうちに損切るか、翌日の寄りつきのところで損切ることになる。

 


材料や根拠のない上昇は、すぐにしぼむ

株というのは先高期待で買われる。

 

近い将来、株価が上がると思うから買うわけで、この先高期待があるかどうかで、保有株を持ち越すかどうかも決めれば良い。

 

材料や根拠のない株価の上昇は、たいていの場合、すぐにしぼんで、大損してしまうのが普通だ。

 

デイトレの場合、値上がり率ランキングで、上昇し始めた銘柄を買い付けるので、株価が上がっている材料が何かは、買った後に調べて確かめるしかない。

 

株価が上がる材料には色々あるが、根拠無しに上がっている株・銘柄もいっぱいある。

 

つまり株価上昇の原因を調べてみて、それがハッキリしない場合は、早めに売り払うべきで、根拠もない上昇は、利益確定あるいは損切りしないといけない。

 

逆に強い材料・将来性のある材料ならば、含み損が発生しても持ち越すべきだ。

 

買い付けた株がマイナスになった場合、その株を翌日に持ち越すか、それとも損切りするかは、結局、先高期待ができる材料があるかどうかで、材料や根拠があるならば持ち越せばよい。

 

新興市場の低位株の場合、良い材料が出ても、それが広まるって認知されるには時間がかかる。

 

そのため上昇が始まっても、短期的に売り込まれて、しばらく株価上昇が抑え続けられることはよくある。

 

後に株価が5倍10倍になったような銘柄でも、株式市況中継で、報道されなかったりすることは多いしね。

 

つまり、材料や根拠無しに上がっているのであれば、早いうちに損切りすべきだと言うことになる。

 

翌日に持ち越さない方が良かった5分足チャートの例
この銘柄は、1ヶ月前にビッグビジネスの契約が発表されて、連日ストップ高をつけて価格水準訂正後しばらくのチャート。

 

毎日株価が動くので、デイトレ銘柄になっているが、上がったり下がったりする材料や根拠はあまりないのに動いている。

 

こういうのも、仕手グループの格好の銘柄らしい。

 


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